フコイダンの効能について

一般的にはサプリメントの一種としてなんとなく認知されているフコイダンですが、その効果はあまり知られていることろではないと思います。
そもそも「~の病気に効果がある」という表記をサプリメントとして販売した時に行った場合、薬事法的にアウトですから、なかなか見かけることはないでしょう。
あらかじめ最初にいっておきますが、実はフコイダンはがんに効く、という触れ込みがあります。
この説が正式に発表されたのが1996年、日本癌学会においてです。
それ以降健康食品として認知されることとなりました。
健康食品におけるフコイダンの効果効能は「血圧の上昇を抑える」「抗菌作用」「アレルギーを抑える」「コレステロールを下げる」などという表記で販売されています。
見ていただければわかるとおり、かなり多岐にわたる効能ですね。
フコイダンはもともと昆布やわかめ、もずくなどの藻に含まれている粘質の食物繊維です。
要するに、ネバネバした部分にフコイダンが含まれているとお考えください。
その構造は硫酸多糖であり、その構造に関しては部分的には解明されていますが、その粘質系の特徴によって細かい部分がどのような化学構造になっているかはいまだ解明されていません。
そして多数の生物活性をもっています。
この物質が発見されたのはいまからちょうど100年前、スウェーデン人の科学者によって発見されたのが最初です。
そのごさまざまな研究がなされ、先に述べたように1996年に制がん作用が見られることが発表され、2005年にはフコイダンが人間の悪性リンパ種にアポトーシス(プログラムされた細胞の自殺)を起こさせる、つまりがん細胞が勝手に死んでいくという発見がなされました。
ただし、そうした研究例は必ずしも生体において行われていないため、臨床例がほとんどないという欠点はあります。
ただし、フコイダンがほかの成分と比肩し得ない理由はその認められた多岐にわたる効果であると言えるでしょう。
たとえば抗がんに限れば、免疫増強作用、アポトーシス、血管新生阻止、転移・浸潤阻止、がん細胞定着阻止など実に様々です。
これだけの効果は期待できるということで非常に根強い人気があるのです。
そもそもがん患者が増えたのは現代に特有の現象です。
昔はがんにかかる人はごくわずかでした(その前に寿命が来ていた場合もあります)。
がんはがん化した細胞が増えることによって生体の正常な組織を機能不全に陥らせることで生体を死に至らしめる恐ろしい病気です。
いまだ外科的な手術による除去が主流の治療法で、フコイダンのような自然食品がその治療法のひとつとして期待されているのは事実でしょう。

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